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2020年07月15日 [FAQ]

農業の機械化によるメリットとデメリットを教えて下さい

私の弟はサラリーマンを10年経験してから脱サラし、過疎化した田舎の移住支援を利用して農業のインターンシップを行いました。ただのような値段の住まいや中古車の無償支給、土地や農業機械も破格の値段で手に入れることが出来たそうです。自治体が移住者の受け入れに積極的で弟のように30代初めの若者の移住は喜ばれたのだそうです。実際のところ高齢者が多く、若者と呼ばれる20代、30代の人口は本当にわずかで、高校を卒業すると大きな都市の大学や企業へ就職するケースが多いそうです。テレビで見るような田舎の現実そのままです。弟はサラリーマン時代に農業とは全く別の家電メーカーに勤めていました。自社の製造の現場にも足を運び、新商品が次々に誕生する業界で忙しく生きてきました。業務の機械化による効率や正確性の成果を目の当たりにしながら、全く別の職種である農業にその効率化を生かせればと思ったのは、AIによる農業の自動化を行うアメリカのドキュメンタリーを見たことがきっかけでした。思い立ったらすぐ行動する性格で、私が弟からそのような話を聞いたのは会社を辞めてからでした。簡単な仕事はないと思いますが、農業の仕事を覚えた上で機械化するのは素人が考えてもまずお金がかかりそうということ。何でもメリット・デメリットを知るべきだと思いますので農業の機械化による例を教えて下さい。

回答

画期的な変化をもたらす側の能力が整う必要があります


現在の農家は高齢化が進み、後継者を探すことが難しい深刻な労働力不足に陥っています。休みが少なく、天候により収穫が左右される不安定な要素が多く重労働の農業は若者の人気が少なく、農業の就業人口は減少するばかり。初期費用の高さに加え作物を育てるノウハウや収穫した野菜を売るための販路の確保など営業も出来なくてはいけません。このようにクリアしなくてはいけない課題の多い農業を自動機械化する動きは日本でも注目されており、スマート農業と呼ばれ、将来の農業に期待が寄せられています。
農業ロボットやAIを組み合わせ、農薬散布や収穫作業、選果、箱詰めのような作業が出来れば人間の負担が軽減し効率化が図れます。AIはデーターを元にシステムをアップグレードしていけるのが魅力ですので、農作物にとって可能な限り良好な環境を自動で保つことも夢ではありません。ノウハウの数値化、システムのプラットフォーム化、収穫や流通、売上に関するデーターや販売管理システムなども一貫管理することで効率的になります。
課題となるのはこういったシステム化に対する初期投資がかかること、そしてコンピューターや機器の操作に関する知識も必要で、データー入力や分析を行うスキルが求められることです。画期的な変化をもたらすためにはそのための準備をしなくてはいけないでしょう。

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